巡拝用品 

巡拝とは

「巡礼」とは信仰を確認し、より深めようと霊場に旅することをいいます。これは全世界に共通する行動で、キリスト教やイスラム教においても同じです。世界の巡礼は、宗教上の聖地があり、その中の礼拝所や廟に参詣するといったようなものがあります。
キリスト教のサンチアゴ巡礼におきましても、日本の各霊場巡拝と同様な「巡拝証明書」があり、こちらは朱印ではなくスタンプになっています。
日本の場合は、「数」にまつわることが特徴です。たとえば、「西国三十三ヶ所」であるとか、「四国八十八ヶ所」であるとかの宗教的な意味を持つ数です。西国、坂東、秩父の各観音霊場をすべて巡ると百観音となりますし、人間の百八煩悩を消滅のために四国八十八ヶ所と四国別格二十ヶ所にお参りすることが、多くの人々の信仰を集めています。

二人連れ

四国八十八ヶ所霊場は弘法大師空海が四十二歳厄年の弘仁六年(815年)に修行しながら開創されたのが始まりだと伝えられています。 八十八ヶ所 霊場をお参りする「お遍路」は、大師入定後、ゆかりの地を巡拝することが行われるようになり、江戸時代初期の頃には、八十八ヶ所の霊場も固定化され、各種指南書も作られて一般庶民も盛んに 参加するようになりました。 現代の四国八十八ヶ所巡拝の旅は、弘法大師の功徳をしのび大師ゆかりの修行の道を辿りながら心の修行を重ね、これからの人生についてじっくりと思い巡らす旅であると言えるでしょう。

■ 参拝の作法
  • 霊場へ到着すると、山門に入る前に一礼する。
  • 入り口にある手水を使って身を清める。
  • 本堂、大師堂備え付けの鐘が撞けるところであれば、鳴らしてみるのもよいでしょう。
  • 服装を整え、輪架裟をかけ念珠を用意する (順序は、本堂→大師堂→その他のお堂)。
  • 納札、写経を持参の場合は奉納する。
  • 灯明と線香をあげ、ローソクは上から順に、線香は中央から順に立てる。
  • ご本尊に読経。合掌の後心静かにお経を唱える。
  • 一通りお参りが済んだら、納経所で納経帳や納経軸などに記入いただき、朱印を押してもらう。
  • 霊場を去るときは、山門や境内を出るときに、本堂に向い一礼してから次へ向かう。
■ 納経・御宝印について
  • 納経所で納経帳に墨書授印してもらう。
  • 納経軸も同様。白衣に御宝印をいただく。
  • これらの手続きを総じて、「お納経」といいます。
  • 納経時間は、午前7時から午後5時までとなっています。
  • 古くは写経を奉納し、その受領証として御宝印(朱印)を授かりましたが、現在では所定の料金を納めると朱印がいただけます。
  • [通常の納経料] 納経帳:300円  納経軸:500円  白衣:200円
観世音菩薩の慈悲につつまれて

■ 起源と由来 ■

西国三十三ヶ所霊場がいつから始まったのかについては定説がありませんが、長谷寺の徳道上人の起源伝承や花山法皇が再興の祖とされる伝説があります。
それゆえ長谷寺の開祖・徳道上人の法起院、花山法皇が落飾された元慶寺と晩年を過ごされた花山院はゆかり深い三寺として観世音菩薩を本尊としないにもかかわらず、番外札所として名をとどめています。
三十三という数は法華経のなかの、いわゆる観音経で観世音菩薩が三十三の化身をして、人々を救うという思想からきています。
主に近畿地方一円に点在する「西国三十三ヶ所」と他に、関東地方の「秩父三十四ヶ所」・「坂東(ばんどう)三十三ヶ所」が全国的に有名で、この西国・秩父・坂東の札所を全部お参りすると、その数が合わせて 『100』になることから、百観音の巡礼の旅として、古来より多くの人々から信仰を集めています。

■ 装束について ■

南紀勝浦の有名観光地・那智の滝と熊野那智大社が近い、一番札所「青岸渡寺」から始まる西国三十三ヶ所観音霊場巡礼は、著名な観光地に隣接するお寺がたくさんあります。
せっかくお参りするのですから、後で「証し」として残るものということでご宝印集印のために、納経帳と納経軸をご用意いたしております。
観光もかねてのお参りとなりましても、輪袈裟などは基本的な身だしなみのエチケットとして身に付けられた方が、観世音菩薩の慈悲につつまれて巡礼する、お祈りの旅にふさわしいでしょう。

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